そういうふうに出来ているのです


 

 

自分が生きてきた中で、周りからとても影響を受けた時期が何度かあります。
すぐに浮かぶのが
高校2年生で通い出した河合塾美術研究所の日々と
専門学校の近くだったから行き始めた吉祥寺での日々。

つまり10代後半とか20代前半のまだ何も知らなくて、自分のこともわかってない時代。
そんな時に出会った友達や年上の人から多大な影響を受けた訳です。

その時にあった出来事のひとつひとつは今でもすぐに思い出せて
たのしかったなあ、夢のような日々だったなあとうっとりすることもあるし
胸が苦しくなったり、自分が若いが故に起こした行動が恥ずかしくて「わー!」と

叫びたくなったりすることもあります。

そんな日々の中で出会った女の子が1人います。
幼い私よりもさらに幼いその子とそんなに会話を交わした訳ではないけど
いつも何かをじっと考えてそうな感受性の強い子で、私にとってとても特別な子でした。

その子と一緒にいた時期は期間としては短かったかもしれないけど
その時間がとても濃かったことは確かで。

でも私もその子もそれぞれの生活を過ごしていくにつれて疎遠になっていき
名古屋の大学に行ったんだよ、と何年も前に聞いてから
今も名古屋に住んでいることを最近誰かに教えてもらって
あーじゃあもしかして名古屋にいたらいつか会えることがあるかななんてぼんやり思っていました。

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さて話は変わり、わたくし、今度の個展で上絵付けしたお皿を出したいと考えており
焼成するための窯を使わせて下さる方を友達に紹介してもらうことになりました。

ご夫婦でカフェをやっていて、奥さんが陶芸家なのだそうです。
早速そのカフェに行ってみようと昨日友達に連れて行ってもらいました。
家から割と近くの場所にあり

(というか父が一時期お店をやっていた場所のとても近くでした)
初めて行ったのにとても居心地のよいお店で、ご夫婦もすごく感じのよいやさしい方々で
窯も見せてもらって、あーこれでひとまず安心!と紹介してくれた友達に感謝しながら
家路に着きました。

夜、その友達からメールが来てそれを読んでとてもびっくりしました。

その日、私と同い年のその奥さまと名刺交換をしたのですが
置いてあった私の名刺を後からやって来たバイトの女の子が見てとても驚いたそうです。

...そこでバイトしてるという子が、まさにずっと会ってないその女の子なのでした。

ここでこう繋がったのか〜!と私も本当に驚きました。

私たちが帰る頃にその子は既に出勤していたそうなのですが
その時は気付くことなく帰ってしまいました。残念...
でもそこに行けば会えることがわかったので会いに行こうと思えばいつでも会いに行けます。

夜、ベッドに入ってその子のことを考えていたら
あることにはっと気付き、このタイミングでその子に再会出来たことの意味がわかり涙が出てきました。

人生はすごいですね。

そしてこういうミラクルがあると、今ここにこうしていること、自分がやってることが
間違いじゃないんだなと思えます。

こうして日々は続いていきます。
感覚を鈍らせないようにしなくては。

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写真の絵はその吉祥寺時代に描いた油絵です。約14年前の絵ということ...